多読と趣味の英文ライティング

AIを使って英文をチェック

京都鴨川畔のスターバックス(英文をAIで村上春樹風に翻訳)

鴨川に面したスターバックスで、僕はこの文章を書いている。
 
窓際の席に座り、対岸の緑豊かな川岸を眺めている。春の心地よい空気の中で、のんびり散歩する地元の人々がちらほら見え、その様子は、すぐ下流の三条大橋をきびきびと歩く観光客とは対照的だ。
 
僕も10分前まで彼らに混じってその橋を渡っていた。
 
さて、僕は今、観光客なのだろうか?わからない。友だちの家を訪ねた後、ただここに座っているだけで、新幹線に乗るため京都駅に向かうまで、こうして窓側の席にいるつもりだ。
 
今は京都から遠く離れて住んでいるが、昔は市内から電車で1時間ほどのところに住んでいた。そしてよく京都市内の繁華街の一つである、ここから歩いて数分の新京極エリアに通っていた。
 
20年以上前、僕は頻繁にその繁華街へ出かけていたのだ。目的は、お気に入りのカフェで英語の本を読むことだった。行き帰りの電車の中でも読んでいた。出かけるごとに何時間も本を読んでいたことになる。2、3年それを続けたが、その間、実にたくさんの英語の本を読んだわけだ。
 
僕のお気に入りのカフェは、新京極エリアの北端にあり、最も混雑しているエリアよりは混んでいなかったので本を読むのに最適だった。そのカフェの騒がしい雰囲気が読書に集中するのに役立ったのだ。
 
そんなお気に入りのカフェとは違って、このスターバックスは、新京極エリアを外れて数分のところにあるが、いつも混雑していた。なぜなら、最初に話した通り、店は鴨川沿いにあり、窓側の席から川沿いの散歩道と緑を眺めることができるからだ。
 
お気に入りのカフェに通っていた頃、時々わざわざこのスターバックスに来ることもあったが、いつも空席がなく、結局いつものカフェに戻っていた。
 
今日、最初にそれを試みてから20年以上を経てようやくここで読書することができた。窓側の席を取ることもできた。なぜ今日は店が混雑していないのかわからないが、とにかく、僕におめでとう!

 

         ◇◇◇◇◇

ブログ主による英文をBard(GoogleのAI)に村上春樹風に翻訳してもらい、誤訳などをブログ主が修正したものです。

 

英文はこの記事の最後にあります。(英文が原文で、日本語はその和訳)

 

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村上春樹の小説は英訳で読んでます(英語を読むのが好きだから)。小説は、日本語では本屋でほんの少し立ち読みしたことがあるだけです(エッセイは日本語で2冊読みました)。なので、村上春樹っぽい文章というのをよくわかってません。

 

京都鴨川畔のスターバックス

 

         ◇◇◇◇◇

これより下は、AIによる翻訳に興味のある方向けの内容です。

 

自分はよくわかってませんが、AIは村上春樹の文章の特徴をいくつも箇条書きで示しました。ただ、それができても、本当に村上春樹っぽい文章を書けているかというと、どうなんでしょうか。AI(GoogleのBard)の和訳を下に示します。

 

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Bardによる和訳。赤はブログ主による修正。和訳を勝手に省略してる箇所があり、省略しても良い箇所はそのままですが、しないほうがいい箇所は赤で追加してます。

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鴨川に面したスターバックスで、はこの文章を書いている。

 

窓際の席に座り、対岸の緑豊かな川岸を眺めている。春の心地よい空気の中で、のんびり散歩する地元の人々がちらほら見え、その様子は、すぐ下流の三条大橋をきびきびと歩く観光客の群衆とは対照的だ。

 

も10分前まで彼らに混じってその橋を渡っていた。

 

さて、僕は今、今は観光客なのだろうか?わからない。友だちの家を訪ねた後、ただここに座っているだけで、に遊びに行って、今は京都駅まで新幹線で新幹線に乗るため京都駅に向かうまで、こうして窓側の席にいるつもりだ行くためにここに座っている

 

私は今は京都から遠く離れて住んでいるが、昔は市内から電車で1時間ほどのところに住んでいた。そしてよく京都市内の繁華街の一つである、ここから歩いて数分の新京極エリアに通っていた来ていた

 

20年以上前、僕は私はよく市内頻繁にその繁華街へ出かけていたのだ。目的は、お気に入りのカフェで英語の本を読むことだけだ。行き帰りの電車の中でも本を読んでいた。出かけるごとに何時間も本を読んでいたことになる。2、3年の間それを続けたが、その間、実にたくさんの英語の本を読んだわけだ。英語の本をたくさん読み、英語力も上がった

 

のお気に入りのカフェは、新京極エリアの北端にあり、最も混雑しているエリアよりも混雑して混んでいなかったので、静かに本を読むのに最適だった。そのカフェの騒がしい雰囲気が、私の読書に集中するのに役立ったのだ。ち、英語の本もすらすら読めた。

 

そんなお気に入りのカフェと違って、このスターバックスは、新京極エリアを外れてから数分のところにあるが、。しかしこのスターバックスはいつも混雑していた。なぜなら、最初に話した通り、店は鴨川沿いにあり、窓側の席からは川沿いの散歩道と緑を眺めることができるからだ。

 

お気に入りのカフェに通っていた頃、時々わざわざこのスターバックスに来ることもありましたがあったが、いつも空席がなく、結局いつものカフェに戻っていいました

 

今日、最初にそれを試みてから20年以上を経てようやくぶりにここで読書することができました。窓側の席取ることもできたができました。なぜ今日は店が混雑していないのかわからないが、りません。とにかく、私に僕におめでとうとって今日はおめでたい日です

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Bard(GoogleのAI。ChatGPTの同類)による和訳をもう少し説明最初の段落の和訳がかなり省かれてますが、そのほうがスッキリして良いので修正提案に従いました。また、原文にはない文が追加されてますが、原則として削除しました。

 

新幹線のところが派手に誤訳してます。人間だったら、stay at、till、leave for station、take trainなどの、単なる字面でない本当の意味がわかっていれば、概ね正しい訳が導けるような気がしますが、どうなんでしょうか。

 

文章の理解には、字面だけでない言葉の本当の意味がわかっている必要があります。英語の技術文書で、語の意味がわかっていないがためのトンデモ和訳を見たことがありますし、専門用語の意味がわからないと、文構造からだけでは文章の意味を明確に取れないことがあるのは自分でも経験しています。

 

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ブログ主による英文。赤字はBardの提案を採用して修正した箇所青字は、投稿後に自分で行った修正

I know that I don't need to mention where I'm writing this, but let me do that, since I’m doing this at a very special location for me:  a Starbucks by Kamo river in Kyoto.

 

At this cafe, I'm sitting by the window, looking out through it at the opposite side of the riverbank full of fresh greenery.  There are a few people, probably local residents, strolling leisurely in the comfortable spring air, which is in stark sharp contrast to the crowd walking briskly on the San-jyo Ohashi Bridge just about one hundred feet downstream.

 

I guess many people on the bridge are tourists, and actually I was one of them there just ten minutes ago.
 
Well, am I really a tourist  today right now? I'm not sure.  I'm just sitting here writing something after I visited a friend’s place in the suburbs of the city.  I'm going to stay at this window seat until I leave here for Kyoto Station to take the bullet train.

 

I live far from Kyoto now, but I used to live near the city, about one hour away by local train.   And I'd often come to the Kyobashi area, one of the city’s busiest districts, which is several minutes walk from here.

 

It was more than twenty years ago that I frequently visited the that downtown area.  The purpose was solely for reading, especially in English at my favorite cafes, plus on the trains on both ways to and from between my then-place and Kyoto.  Several hours for reading every trip.  I continued that for two or three years and read tons of books in English during that period of time.

 

My favorite cafes were located at the northern edge of the Shin-kyogoku area, and less crowded than cafes in the busiest part of it.  So the shops were not overcrowded, and I really liked them as a reading environment.  The noisy atmosphere at those cafes helped me concentrate focus on my reading.

 

Contrary to those shops, this Starbucks is out of the Shin-kyogoku area, several minutes from there.  But it was always crowded, because of its location.  As I said earlier, the shop stands on the riverside and the window seats have a good view of the riverside with the strolling path and greenery.

 

When I frequented my favorite cafes, I sometimes took the trouble to come to this Starbucks, but always in vain.  The shop was too always crowded whenever I came, and just turned back to my usual cafe.

 

Today, I finally was able to read here more than twenty years after I first tried to do that.  I was even able to take a window seat.  I don’t know why the shop is not crowded today.   Anyway, congratulations to me!

 

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BardやBingによる具体的な修正提案は別ブログ「BardとBingによる添削結果」にまとめて掲載します(近日中に作成予定)。修正提案は参考になります。人の添削のような、内容の理解を伴った修正提案はありませんが、語彙的な提案は参考になります。

 

今すぐにBardやBingが英文添削でどのような修正提案をするのか詳しくご覧になりたい場合は、過去の投稿をご覧ください。例えば、下記の記事。